昆虫の採集のしかた標本の製作のしかた標本の保存のしかた使用する道具について
展翅法(てんしほう)

標本の保存のしかた
(展翅法)

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標本を1ヶ月ほど陰干ししたら、いよいよ標本箱にセットします。ここまでの作業が台なしにならないよう慎重に作業しましょう。

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( 05:22 )

@止め針を抜く

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ゆっくりと慎重に抜いていきましょう。

特に翅(はね)の弱いチョウや、触角(しょっかく)の部分は、針先の揺れで破れたり、折れたりしてしまうことがあります。
より慎重に抜いてください。

 

A展翅(てんし)テープをはずす

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触角が展翅テープにくっついていることがあるので注意してください。

触角が展翅板(てんしばん)にくっついていることがあるので、止め針の先で、そっと確かめてから、展翅板から体を移動させてください。

 

Bデータラベルを取り付ける

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「いつ」(年号は西暦で)、「どこで」(できるだけ詳しく)、「誰が」(フルネーム。漢字でもローマ字でも可)採ったのかがわかるようにデータラベルを作り、昆虫針に刺して、標本といつもいっしょに移動できるようにします。データのない標本は、学術的にはまったく意味がありません。これは、非常に重要な作業です。

 

C標本箱に入れる

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標本箱にはいつも防虫剤を1袋入れてください。入れすぎると箱の下のウレタンフォームに悪い影響を与えますので、必ず1袋だけにしてください。なくなったら交換して防虫剤を絶やさないようにしましょう。

体が大きな種は、昆虫針で体を支えてやりましょう。