昆虫の採集のしかた標本の製作のしかた標本の保存のしかた使用する道具について
展翅展足法(てんしてんそくほう)

標本の製作のしかた
(展翅展足法)

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ハチの仲間は、普通、展翅(てんし)と展足(てんそく)を同時に行います。
死んで時間がたって硬くなってしまったものは、標本にしにくいので、乾く前に標本にしましょう。

なお、標本製作法にはいろいろなやり方があります。ここで紹介する方法がすべてではありません。自分にとってやりやすい方法を工夫してください。

ムービーで確認する
( 04:52 )

@ハチに昆虫針を刺し、展足板(てんそくばん)に固定する

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昆虫針をハチに刺す前に、昆虫針に油(メンソレータムなどでも可)を塗っておきます。ひっくり返しにして標本を作るので、乾燥して標本箱に入れるとき、昆虫針を抜いて、背中側から刺し直すためです。

 

A翅(はね)や足の向きを整えながら、止め針で固定していく

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展足板のほかに、展翅をするための発泡スチロールなどの板が必要です。ムービーを見て、適当なものをあらかじめ用意しておいてください。

 

Bデータのメモを添えて完成

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このとき添えるメモは、三角紙などに書いたメモ程度のデータで構いません。これを元に、データラベルを作ります。

完成後は、1ヶ月ほどそのまま日陰の風通しのいい場所に置いてしっかり乾燥させます。このとき、標本を食べるゴキブリや他の虫が近づかないよう、展足板の近くに防虫剤を2袋くらい置いておきましょう。