昆虫の採集のしかた標本の製作のしかた標本の保存のしかた使用する道具について
展足法(てんそくほう)軟化展足法(なんかてんそくほう)

標本の製作のしかた
(展足法)

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カブトムシ、クワガタムシなどの甲虫類(こうちゅうるい)は、死んだらすぐに足を整えます。ここでは例としてカブトムシをモデルにしています。
死んで時間がたって硬くなってしまったら、展足(てんそく)の前に軟化作業(昆虫を軟らかくする作業)をする必要があります。

なお、標本製作法にはいろいろなやり方があります。ここで紹介する方法がすべてではありません。自分にとってやりやすい方法を工夫してください。

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( 04:14 )

@カブトムシに昆虫針を刺し、展足板(てんそくばん)に固定する

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昆虫針は、右の翅(はね)の前のあたりに刺します。

昆虫針がまっすぐに刺さっているか注意してください。

 

A足の向きを整えながら、止め針で固定していく

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体が傾かないように、腹部の端を止め針で固定します。
次に左右が同じ形になるように、足を止め針で固定していきます。
最後に触角を、左右同じ開き具合に止め針で固定します。

形の作り方にルールはありませんが、左右の足や触角の開き方は同じになるようにしてください。

 

Bデータのメモを添えて完成

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このとき添えるメモは、三角紙などに書いたメモ程度のデータで構いません。これを元に、データラベルを作ります。

完成後は、1ヶ月ほどそのまま日陰の風通しのいい場所に置いてしっかり乾燥させます。このとき、標本を食べるゴキブリや他の虫が近づかないよう、展足板の近くに防虫剤を2袋くらい置いておきましょう。